「初めて犬を迎えたいけど何から始めればいい?」そう悩む家庭は多いですよね。筆者も10年以上ペットショップで多くの飼い主さんを見てきましたが、事前の準備次第で犬との生活が大きく変わります。結論から言うと、「環境」「グッズ」「しつけ」の3つを押さえることが成功のカギです。
※この記事はペット業界10年・犬育成アドバイザー資格保有者が執筆しています。
犬を迎える前に家庭で整えておくべき環境
犬は人間と異なり床の高さで生活するため、私たちが気づかない危険がたくさん潜んでいます。以下のポイントを意識して安全な環境を整えましょう。
- コード類はカバーで保護…かじって感電する事故を防ぐ
- ゴミ箱はフタ付きに…誤食による体調不良を防ぐ
- 犬用ゲートを設置…キッチンなど立ち入り禁止エリアを分ける
- 観葉植物の配置を見直す…犬に有害な植物(ポトス・アイビーなど)を撤去
- 床は滑りにくいマットを敷く…関節を守るために重要
実際に30代のご家庭で、リビングにジョイントマットを敷いたことで愛犬の股関節トラブルを予防できた例もあります。
初めての犬におすすめのグッズ7選
犬を迎える前に最低限揃えておきたいアイテムを紹介します。
①ケージ・サークル
犬が安心できる「自分の居場所」は必須です。アイリスオーヤマ「ウッディサークル」は見た目もおしゃれでリビングに馴染みます。
②フード・食器
子犬には消化に良いフードを。ロイヤルカナン「ミニスターター」は子犬用に設計され、偏食がちな子でも食いつきが良いです。
③トイレトレー・ペットシーツ
ユニ・チャーム「デオシート」は高吸収・消臭力があり、室内でのトイレトレーニングに最適。
④おもちゃ
噛むことでストレスを発散できます。コング「パピーコング」は子犬の歯に優しい設計。
⑤ブラシ・ケア用品
短毛種ならファーミネーター、長毛種ならスリッカーブラシを選びましょう。
⑥キャリーバッグ
通院やお出かけに必要。ペティオ「プレミアムキャリー」は肩掛けタイプで使いやすいです。
⑦首輪・リード
最初は軽量なアトラス「ソフトハーネス」がおすすめです。
家庭でできる犬の基本的なしつけ
犬のしつけは早いうちに始めるのが鉄則です。
- トイレは成功したらすぐ褒める
- 「おすわり」「待て」は1日5分の短時間練習
- 甘噛みは無視しておもちゃに誘導
40代男性の体験談では、「子犬期から褒めるしつけを徹底したことで無駄吠えがゼロに」なったそうです。
犬を迎える前に必要な手続きと費用
犬を飼うと自治体への登録が必要です。
- 登録料…3,000円程度(自治体による)
- 狂犬病予防注射…3,500円前後
- ペット保険…月額2,000〜4,000円
これらに加えて初期費用として5万〜10万円程度を見積もりましょう。
Q. 初めて犬を飼うのにおすすめの犬種は?
A. 小型で温厚なトイプードルやシーズーは初心者にも飼いやすいです。
Q. 犬を迎える前に必要な手続きは?
A. 狂犬病予防接種・自治体への登録が必須。ペット保険の加入も検討しましょう。
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