「本に書いてある通りにやってるのに、全然うまくいかない…」
そんなふうに落ち込んだこと、ありませんか?
私はあります。
おすわりも、待ても、甘噛み対策も、本に書いてある通りに頑張ったのに、うちの柴犬は“完全スルー”でした。
おやつを見せてもそっぽ向く。
呼んでも来ない。
散歩中は急に立ち止まる。
「私のやり方が悪いのかな」
「ちゃんとしつけできない飼い主だと思われてるかも」
そんなふうに、勝手に落ち込んでいました。
でも後から気づいたんです。
柴犬って、“本どおり”にいかないことが普通なんですよね。
今回は、「しつけ本どおりにやってもうまくいかなかった柴犬の話」を通して、柴犬との向き合い方についてお話します。
しつけ本どおりにやっても、柴犬は動かないことがある
しつけ本には、「成功したらすぐ褒めましょう」「おやつで覚えさせましょう」と書いてあります。
もちろん、それ自体は間違いではありません。
ただ、柴犬は“警戒心が強くて独立心も強い犬種”です。
「この人の指示に従いたい」と本人(本犬)が思わないと、なかなか動いてくれません。
実際、うちの柴犬もこんな感じでした。
- おやつより外の匂いに夢中
- 気分が乗らないと無視
- 何回言っても知らん顔
- 急に頑固モードに入る
最初は「しつけ失敗かも…」と思いました。
でも、あとから他の柴犬飼い主さんの話を聞くと、「うちも同じだった」が本当に多いんです。
柴犬は、“従順すぎない”からこそ魅力がある犬種でもあります。
だから、本に書いてある理想通りにならなくても、自分を責めなくて大丈夫です。

「できない」より、“今は難しい”と考えるようにした
昔の私は、「できる・できない」で考えていました。
でも柴犬と暮らしていると、それだけでは苦しくなるんですよね。
たとえば、
- 知らない人が多い場所では集中できない
- 眠い時間は指示が入りにくい
- 怖い経験をした後は警戒心が強くなる
こんなふうに、“その日の気分や状況”にかなり左右されます。
特に柴犬は繊細なので、「嫌だ」と感じた経験を強く覚えてしまうこともあります。
だから私は、「なんでできないの?」ではなく、
「今日は難しい日なんだな」
と考えるようにしました。
すると、不思議なくらい気持ちがラクになりました。
柴犬って、無理に押されると余計に頑固になります。
逆に、安心できる空気だと少しずつ心を開いてくれることがあります。
“しつけ”というより、“信頼を積み重ねる感覚”に近いのかもしれません。
うまくいかなかった経験が、あとから役に立った
今思うと、失敗した時間も無駄ではありませんでした。
むしろ、「この子はこういう性格なんだ」と知るきっかけになったんです。
たとえば、
- 急に触られるのが苦手
- 静かな場所のほうが落ち着く
- 褒められるより、一緒にいる安心感を好む
そういう“小さな特徴”が見えてきました。
しつけ本だけ見ていた頃は、「正解」を探すことばかり考えていました。
でも本当に大事だったのは、“目の前の柴犬を見ること”だった気がします。
もちろん、基本的なしつけは大切です。
甘噛み対策やトイレトレーニングなど、基礎を知っておくことで助かる場面もたくさんあります。
もし「基本から整理したい」と感じたら、こちらの記事も参考になります。

あとから見返すと、「うまくいかなかった日」も大事な思い出になる
不思議なんですが、今写真フォルダを見返すと、
「全然言うこと聞かなかった日」
「散歩で座り込んで帰れなかった日」
そんな日の写真ほど、なぜか愛おしく感じるんです。
たぶん、“完璧じゃなかった時間”も含めて、一緒に暮らした記憶だからだと思います。
でも、写真って意外と見返さなくなりますよね。
撮ってるのに、「なんとなく保存したまま」になっている人も多いと思います。
実は私もそうでした。
もし、「写真はあるのに満足感が残らない」と感じたことがあるなら、こちらの記事も読んでみてください。
写真は撮ってるのに満足できない理由|柴犬との思い出との向き合い方
「ちゃんとできなかった」ではなく、“一緒に頑張った”でいい
SNSを見ると、完璧なしつけをしているように見える柴犬もたくさんいます。
でも、実際はみんな悩みながら暮らしています。
呼んでも来ない日もある。
頑固モード全開の日もある。
それでも、一緒に過ごした時間はちゃんと積み重なっています。
だから、「しつけ本どおりにできなかった」と落ち込まなくて大丈夫です。
柴犬は、“マニュアル通り”より、“信頼関係”で動くことが多い犬種です。
少しずつ、お互いのペースを見つけていけばいいんだと思います。
そして、今の何気ない日常も、あとから振り返ると大切な思い出になります。
「データ保存だけで十分かな…」と思ったことがある人は、こちらの記事もおすすめです。
データ保存だけで大丈夫?柴犬の思い出が消える前に考えたいこと
うまくいかなかった日も、きっとあとから「うちの子らしかったな」って笑える日になります。
焦らず、比べすぎず。
今日も柴犬との毎日を、大切に過ごしていきたいですね。



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